【とこなめ・MB大賞】山田完勝!初Vで次世代エース名乗り

[ 2017年6月19日 05:30 ]

とこなめG2MB大賞を制した山田はガッツポーズ
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 ボートレースとこなめのG2「モーターボート大賞」は18日、第12Rで優勝戦が行われ、1号艇の山田康二(29=佐賀)が優勝した。インから伸び返すと1Mも力強い足で抜け出し、自身初の特別記念戦Vを決めた。2着は地元の岩瀬、3着は吉川だった。

 今シリーズのサブタイトルは「次世代選手権」。その名にふさわしく、29歳・山田が次世代エースへと名乗りを上げた。「大好き」と言ってはばからない好相性の当地水面。「斡旋が入った時から(優勝を)意識した」と言うから大したものだ。複勝率40%超えの上位機を引き当て、気合も十分。予選トップ→準優1号艇→優勝戦1号艇とVロードど真ん中を突き進んでの完勝だった。

 「だいぶ緊張したが三井所さんや(同期の)前田君がほぐしてくれて本番は落ち着いて行けた」。インからコンマ14の的確なS。ところが1M、岩瀬がこん身の差しで迫った。「一瞬、差されたかと思った。ただ、こちらも押していたので余裕はあるかなと思った」(山田)。ターン後はグッと前に出て、その後は誰も寄せ付けなかった。

 「チャンスをモノにできた。うれしい。SGクラシックは確定したと思うし、師匠(峰竜太)と一緒にSGを走れる。上のステージで結果を残したい。だいぶジャンプアップできたと思うのでダービー出場も狙っていきたい」。モチベーション上がりっ放しの山田。さらなる大舞台での活躍は、そう遠いことではなさそうだ。

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2017年6月19日のニュース