【2歳馬チェック(東京)】テンクウ 半兄イブキとは違うタイプ

[ 2017年6月19日 07:55 ]

<東京5R>新馬戦を制した(6)テンクウ
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 18日、東京競馬場5Rで行われた「メイクデビュー東京」(芝1600メートル)は、田辺裕信騎手騎乗のテンクウ(牡2=奥村武厩舎、父ヨハネスブルグ、母ピサノドヌーヴ)が2番手から抜け出して、後続を完封した。

 スタートを決め、やや抑えながら2番手を追走したテンクウ。直線では首を上げる仕草も見せたがしぶとく末脚を伸ばした。最後方から追い込んだニシノベースマンが1馬身1/4差の2着。さらに3/4馬身差の3着に逃げたフォレストガーデンが入った。勝ちタイムは1分37秒5(良)。

 父はヨハネスブルグ、母はピサノドヌーヴという血統。半兄には新潟2歳S3着のイブキがいる。管理する奥村師は「イブキとは全くタイプが違う。ここからは何とか距離を持たせたい。次は新潟2歳S(8月27日、新潟競馬場)あたり」と兄と同じ路線を頭に描いているようだ。

 次走注目は4着のウィズ。内を通った上位3頭には届かなかったが、メンバー3位33・8の末脚で0・4秒差の4着に食い込んだ。5着以下は5馬身離しており、近いうちに勝ち上がりそう。

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2017年6月19日のニュース