【金鯱賞】中京の女神が3度ほほ笑む!?ヒストリカルに高倉手応え

[ 2017年3月9日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=8日】先週、小倉日曜5Rを単勝57倍で勝ったキットダイジョウブの馬主は小林祐介氏。父はG1馬コパノリッキーを所有する?コパさん(小林祥晃氏)である。息子はJRA馬主で2勝目。「1勝目の騎手が誰か知ってます?」と高倉が質問形式で話を振ってくるので、菱田は「そう言うからにはリョウ(稜)君やろ」と簡単に正解を当てている。13年にまでさかのぼった新馬戦でバカニシナイデヨが単勝33倍をつけて快勝。ユニークな馬名といい人気薄の激走といい楽しい話題だ。

 余談もそこそこに高倉には金鯱賞のヒストリカルの手応えを迫った。初騎乗の小倉大賞典が好内容の2着だったから、さぞや期待は膨らんでいるに違いない。まして坂路51秒2と好タイムだ。「休み明けの前走より体は引き締まった感じ。開幕週の馬場で差しが決まるかどうかだけど直線の長いコースは歓迎」との好ジャッジ。高倉といえば12、13年の中京記念をフラガラッハで勝利しており、コースの女神に2度、ほほ笑まれた男。当地の重賞3勝目に手がかかっている。

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2017年3月9日のニュース