【オーシャンS】ミスターX 6F初挑戦ブレイブスマッシュに◎

[ 2017年3月4日 05:30 ]

 中山11R・オーシャンSはブレイブスマッシュだ。2000メートル以上のレースで0勝3敗、マイル以下の距離で2勝2着4回。16年ファルコンS(7F)では2着に食い込んでおり、実績通りの短距離タイプだ。だが、マイル戦だった前走・ニューイヤーSは、道中でハミを噛み続けて直線で失速。近走は輪を掛けて行きたがる気性が目立つようになり、初の6F戦挑戦は間違いなくプラスになる。その前走でも4着確保なら地力も確かだ。

 スタート後、すぐにカーブを迎える中山6F戦。過去10年の同レースは、1〜5番枠の馬が5勝と内枠有利の傾向が目立つ。特にスマッシュの3番枠は最多の2勝。枠も味方に15年サウジアラビアRC以来の勝利を狙う。馬単(3)から(2)(4)(5)(6)(9)(14)へ。

 京都11R・チューリップ賞はリスグラシューの反撃とみる。群雄割拠の17年牝馬クラシック路線。これでもかと東西に素質馬がそろうが、スケール感で同馬を推したい。痛恨だった前走・阪神JFは、ゲート内で待たされてスタートで大きく立ち後れた。大外18番枠だったこともあり、道中は外を回り続けるロス。それでもメンバー最速の脚(上がり3F34秒5)を繰り出して2着は死守した。勝ち馬ソウルスターリングにわずか0秒2差なら負けて強しの内容だった。

 中間の動きは申し分なく、矢作師は「今回はプラス体重で出せそう」と成長分も強調。歴代単独トップの3勝目を狙う武豊を配して勝負の鞍に。クラシックの主役を担うにはスターリングに二度は負けられない。馬単(3)から(1)(5)(6)(10)(11)へ。

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2017年3月4日のニュース