【万哲の乱 特別編】4日中山12R カネータが大外16番枠で前進

[ 2017年3月4日 08:00 ]

 基本的には長距離が好きな小生。ただ、例外なのは「中山ダート1200メートル」だ。スタート地点が芝コースの上にあり、内枠と外枠では最初の芝部分を走る距離が違う変則コース(外に行くほど芝部分が長い)なのだが…。気がつくと、購入資金が自然と増えていく中毒性がある。本当に「中山ダート1200メートルは外枠有利か?」。統計的に言えば、やっぱり当たっている。

 14年以降の中山ダート1200メートル(フルゲートは16頭)の全397戦では2番枠は19勝(勝率4・8%)、3番枠は13勝(同3・3%)と内枠勢がさえないのに対し、一番勝率が高い11番枠が34勝(同8・7%)、15番枠が30勝(同8・5%)、16番枠が28勝(同8・5%)の順。この期間でフルゲートの16頭立てになったのは341戦で、大外16番枠の奮闘ぶりが分かる。「内枠はスタート直後に包まれる」「外枠は芝部分が長く走れるのでダッシュが付きやすい」など理由はさまざまあるが、念頭に置きたい金言だ。ちなみに中山ダート1200メートルの外枠有利はファンには完全に知れ渡っているので、オッズは常に実績よりも安め。馬券妙味があるかはよく再検討したい。

 中山12Rの(16)カネータは前走(5着)は内寄り2番枠で窮屈な競馬を強いられての苦杯。大外16番枠で序盤から流れに乗れれば、前進は間違いない。

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2017年3月4日のニュース