川崎・金子が引退デー飾り38年の騎手人生に幕…ラストVは逃走劇

[ 2017年3月4日 05:30 ]

引退式で騎手仲間から花束と拍手を贈られる金子(中央)
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 3日の川崎競馬4Rを金子正彦騎手(54=川崎・山田正)がコスモロザラムで逃げ切り、引退デーを飾って38年間の騎手人生に別れを告げた。通算1227勝目だった。

 この日は6鞍に騎乗し1、4、4、10、12、6着。09年東京ダービーなど重賞11勝を挙げた名手。“追い込みの金子”として親しまれたが最後の勝利は軽快な逃走劇だった。「4Rは手応えも抜群で、みんなが勝たせてくれた。最後にこれだけ乗せてもらって本当に幸せな男。終わってホッとしている。今後については少しゆっくり考える」と満面の笑みでステッキを置いた。

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2017年3月4日のニュース