【京成杯】石川 アサギリで重賞初Vだ!通算100勝にもあと3

[ 2017年1月13日 05:30 ]

 4年目の石川裕紀人(21)が京成杯で念願の重賞初制覇を目指す。2戦目の未勝利戦(1着)から騎乗するアサギリジョーは所属する相沢厩舎の秘蔵っ子。前走・葉牡丹賞(3着)は出遅れ最後方からになったが馬群を縫って伸びた。

 石川は「出遅れた原因は正直分からないですが、収穫もあった。気持ちが入りやすい馬だけど、道中はリラックスして走れていた。状態もいいと聞いています」と目を輝かせた。未勝利戦ではマイネルスフェーンに鼻差勝ち。「あの時はゲートも出て、内枠もあって好位につけられた」。スタートさえ決まれば上手に立ち回る器用さも兼備。メンバー的にもチャンスは十分だ。

 デビューした14年は12勝だったが、15年40勝、昨年43勝(今年2勝)と順調に勝ち星を伸ばし、昨年はダービー(イモータル=15着)にも初騎乗。通算100勝まであと3勝だ。減量特典(勝利度数が51回以上100回以下は1キロ減)がなくなるのも目前。石川は「競馬は難しいですが、100勝もすぐそこまできている。足踏みしないようにポンポンいければ。頑張ります!!」と気合。重賞騎乗は42度目で、過去最高は昨夏ラジオNIKKEI賞(ダイワドレッサー)の2着。重賞初制覇&通算100勝をダブル達成なら、その勢いはさらに増していく。

続きを表示

2017年1月13日のニュース