【日経新春杯】プリンス 甲斐助手&福永、元北橋厩舎の絆で勝つ!

[ 2017年1月13日 05:30 ]

かつての“同僚”福永とのタッグで、日経新春杯Vを狙う矢作厩舎の甲斐助手とカフジプリンス
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 “後輩”とのタッグで「日経新春杯」をつかみ取る!!カフジプリンスを手掛ける矢作厩舎の甲斐助手は以前、北橋厩舎(06年に解散)に所属していた。昨年の阿寒湖特別を勝って以来5戦ぶり2回目の鞍上となる福永は、当時の同僚だ。

 「デビューした頃の祐一は決して上手じゃなかったけど、勝つセンスがあった。今ではあれだけのジョッキーになったんだから大したものだよ。この馬も、札幌でうまく乗って勝ってくれている。ここもいい結果を出したいね」

 これまで重賞には2回挑戦。昨秋の神戸新聞杯は4着、続く菊花賞では8着。いずれも勝ったサトノダイヤモンドには大きく離されたが、カフジプリンスも力を出し切ったわけではない。しかも、当時に比べて「凄く良くなってきた」と目を細める。

 菊花賞以来だった前走グレイトフルSは「攻めが足らんなぁ…と、自信はなかったね」。それでも直線伸びて抜け出したのだから条件クラスでは力が違った。

 「前走を使ってから、全体にしっかりして、ネジが締まった感じ。今週もいい追い切りができたからね」

 あとは福永に託すのみ。

 「今でも北橋厩舎の元スタッフで忘年会をするけど、俺の馬が祐一でいい競馬をすると、先生(北橋元調教師)も喜んでくれる」

 この一戦にかける思いは強い。2人での勝利は師匠への恩返しにもなるはずだ。

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2017年1月13日のニュース