“NARの顔”大井生え抜きソルテは本当にお利口さん

[ 2017年1月13日 05:30 ]

16年地方年度代表馬に輝いたソルテ
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 【地方競馬です!!】NARグランプリ2016が11日に発表された。翌12日付紙面でお伝えできなかった点を幾つか。90〜93年はサラブレッド、アラブ、ばんえいの代表馬表彰のみ。94年に部門賞が設けられ、代表馬が1頭になった。大井勢は90、91年ダイコウガルダンから16年ソルテまで6頭。大井生え抜きとなるとソルテは92年グレイドショウリ以来、実に24年ぶり2頭目となる。

 寺田師は2歳時から「本当に頭がいい馬。オンとオフの切り替えがうまい」と繰り返してきた。例えば体のケア。何もない箇所は嫌がって拒否反応を示すが、やってほしい箇所?ではおとなしいという。今は“勤続5年”のご褒美でリフレッシュ休暇中。復帰が待ち遠しい。

 今回は名古屋勢の躍進も目立った。川西毅師が勝率で2年ぶり4回目。騎手は16年56勝の加藤聡一が優秀新人、木之前葵が2年連続の優秀女性、現役復帰の宮下瞳は特別賞。馬も2歳牝のピンクドッグウッドと3歳牡のカツゲキキトキト。3歳牡と4歳上牝(トーコーヴィーナス)は、選考でも意見が分かれた部門のようだが、キトキトは地元重賞7勝や遠征(JDD6着、黒潮盃2着など)、G2名古屋GP3着と年間通しての活躍が評価された。(池田 裕文)

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2017年1月13日のニュース