【ニューイヤーS】グランシルク飛躍へ!氷点下でも熱い戸田師の思い

[ 2017年1月13日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=12日】氷点下まで冷え込んだ極寒の中、戸田調教師は普段通りに自ら調教に騎乗していた。シーズンオフがない競走馬の世界。飛躍を期す馬にとって、厳寒期も大事な時季だ。中山日曜10R・ニューイヤーSに出走するグランシルクは重賞獲りが期待される一年。小田が厩舎に向かうと、指揮官が熱く語ってくれた。「前走(阪神カップ7着)は馬場も相当悪かったし、外が伸びない状況。大外枠も厳しかった。それでも大きく負けたわけではないので…。中間も元気いっぱいです」。3歳時にNHKマイルC(5着)で1番人気に推された実力派も、なぜかタイトルに縁がない。戸田師は「もう少し賞金を加算しないと使いたい重賞に出られない。ここを勝てれば、京王杯SC(5月13日、東京)あたりを目標にしたい」と語った。賞金加算には当然1着が必須。手頃なオープン特別で、人気でも外せない…。寒さに震えていた小田は自然とホットになっていた。

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2017年1月13日のニュース