【朝日杯FS】牝馬ミスエルテ4着 池江師「競馬の前に消耗した」

[ 2016年12月19日 05:30 ]

<阪神11R・朝日杯FS>4着に終わり引き揚げるミスエルテ
Photo By スポニチ

 牡馬の壁は厚かった。牝馬ながら単勝2・4倍の1番人気に支持されたミスエルテは中団追走から直線、スパートを開始。進路を確保し伸びてはいる。それでもデビュー2戦のようなはじけるような加速力がない。4着に敗れ、80年テンモン以来、36年ぶり8頭目の牝馬による勝利はならなかった。川田が振り返る。

 「競馬の前のテンションが凄かったです。使うごとに、より我慢できなくなっています。競馬はスムーズでしたけど現状では力のいる馬場はどうなのかな。スピードが生きる軽い馬場がいいと改めて思いました」

 いくら能力が高くても、そこはまだキャリアが浅い2歳牝馬。うまく気持ちをコントロールできなかった。池江師は「しまいは伸びているし、よく頑張ってくれました。ただ、今日が一番テンションが高くて競馬の前に消耗してしまいました」と敗因を説明。今後は未定ながら課題はハッキリした。この敗戦を来春へのバネにするしかない。

続きを表示

2016年12月19日のニュース