【有馬記念】前身は有馬JRA理事長提案の「中山グランプリ」

[ 2016年12月19日 05:30 ]

 【有馬大辞典】有馬記念の前身は1956年に創設された「中山グランプリ」。当時の日本中央競馬会理事長だった有馬頼寧氏が、中山競馬場新スタンド竣工(しゅんこう)を機に「ダービーに匹敵する大レースを」と提案して創設された。しかし第1回の実施から間もない翌57年1月に有馬氏が急逝したため、同氏の功績を称え「有馬記念」と改称された。

 理事長に由来するレース名は他に安田記念(初代理事長の安田伊左衛門氏に由来)がある。レースは第1回から常に12月の中山で行われているが、シンザンが勝った第10回までは距離が2600メートルだった。

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2016年12月19日のニュース