【有馬記念】「サトノ」里見治氏、いざ3週連続G1制覇だ!

[ 2016年12月19日 05:30 ]

 オーナーの里見治氏(74)=セガサミーホールディングス会長兼社長=は今や時の人。90年に馬主資格取得後、92年に最初の所有馬ミラクルサミーが出走。07年朝日杯FS(フォーチュンワード=6着)でG1初挑戦から延べ36頭目のサトノダイヤモンドで挑んだ今年の菊花賞で悲願のG1初勝利。「デビュー前からこの馬でぜひG1を…と思っていました」と感無量の戴冠だった。

 年末に入って勢いはさらに増し、先週11日の香港ヴァーズ(サトノクラウン)で海外G1初制覇を飾ると、18日の朝日杯FS(サトノアレス)で2週連続でG1通算3勝目と、まさに“確変モード”に突入した。朝日杯FSの表彰台に立った里見氏は「香港ヴァーズはビックリしましたが、きょうは少し色気をもっておりました」と笑顔。有馬記念のサトノダイヤモンドに関しては「菊花賞からさらに良くなったと聞いています」と目を輝かせた。“里見イヤー”の先陣を切った大将格のダイヤモンドで挑む暮れの大一番。ファンにはおなじみになった「緑、黄菱(ひし)山形、袖黄縦縞(じま)」の勝負服から目が離せない。

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2016年12月19日のニュース