【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】4日中山12R 頼れる鞍上でメゾンリーが1000万脱出

[ 2016年12月4日 08:00 ]

 本社杯とあって気合十分で臨んだ土曜のステイヤーズSだったが、◎指名したモンドインテロは無念の3着。見立て違いを猛省するしかない。ただ、終始内ぴったりを回れた1&2着馬に対し、モンドインテロは内に入れるタイミングが全くなく、最終4コーナーでは大きく外に振られる形。上位2頭とはコース取りにかなりの差があった。鞍上のルメールを責めるつもりは全くないが、正直、ムーアと蛯名の満点騎乗にやられた感もある。レース前から少し気になっていたが、これでモンドインテロの重賞成績は6→5→4→3着(何とか2着は欲しかった…)。着実に進歩しているのは確かで、この悔しさは来年まとめて返したい。

 きょう日曜の勝負どころは、中山12Rの◎メゾンリー。瞬発力はあまりないものの、スタミナは非常に豊富なタイプ。来年は、ぜひステイヤーズSに出走してもらいたい1頭だ。1000万に昇級後も芝の長丁場で5→3着と1戦ごとにステップアップ。中間にひと息入れたことで馬体が一段と充実し、最終追い切りでは迫力満点の動きを披露。前走以上のパフォーマンスが期待できる仕上がりだ。しかも、今回はステイヤーズSのファタモルガーナを“神ってる”騎乗で2着に導いた蛯名との新コンビ。味方?になれば、これほど心強い存在はない。

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2016年12月4日のニュース