【細原・騎手で獲る　特別編】４日中京１０Ｒ　中京巧者フルールシチーが馬場を味方に押し切る

　金鯱賞は土曜の当コラムで推奨した◎パドルウィール（９番人気）が２着。中京でレコードＶを決めたときのように、２番手で流れに乗ると直線も二枚腰。決め手鋭いヤマカツエースに首差及ばなかったが、格上挑戦の身ながら一線級を相手に堂々の競馬だった。

　午前中から高配の予感はあった。今開催の初芝だった中京４Ｒ・２歳未勝利戦（１２００メートル）でいきなりのレコード決着。一昨年１２月の２歳未勝利戦で記録した従来のレコード（１分９秒６・タイセイボニータ）を１秒１も上回る破格の時計だ。記者は心の中でガッツポーズして、あわてて金鯱賞の馬券を買い足した。結果は大幅なプラス計上。夜は豪華なひつまぶしに舌鼓を打った。日曜・東海地方は晴れのち雨予報だが、レース終盤までは天気が持ちそう。きょうも“先行パラダイス”でいく。

　中京１０Ｒ・浜松Ｓは◎フルールシチー。中京芝６Ｆ戦は３戦２勝、３着１回と相性抜群。その３戦いずれも２番手から押し切る内容で、今の超高速馬場にピッタリ。ここも流れに乗って他馬を一蹴だ。馬券は馬連と馬単。相手はフィドゥーシア、ダノンルージュが本線。タガノアザガル、ワキノヒビキ、ボンボンキャスト、ファインニードルを押さえる。