【天皇賞・秋】イスラ・蛯名「どんな競馬をしてくれるか。楽しみ」

[ 2015年10月29日 05:30 ]

蛯名騎手

 【蛯名と一問一答】

 ――最終追いの感触は。

 「先週が軽かったこともあり、(競馬で)走れるようにしまいは追った。久々を1回使って素軽さが出たし、上がりの息遣いも良かった。動きにも“らしさ”が出てきている。チーターのような走り?そうだね。上積みがあると思う」

 ――長期休養明けの前走・毎日王冠は3着。

 「手応えの割に伸びきれなかったのは、初めて長く休んだ分だろう。レースを使うまでの過程も、この馬としてはもうひとつ。ゲートの中で暴れたのも、今までで初めてだった。その割には走っていると思う」

 ――さあ天皇賞。ライバルをどう分析するか。

 「毎日王冠のエイシンヒカリは自分の馬より1キロ軽い56キロ。今度は同じ58キロで有利になるが、楽に行けたといっても勝ちきるのは強い。ラブリーデイは京都大賞典で、自分の馬(カレンミロティック=3着)も“もう大丈夫”というくらい伸びているのに楽に抜いていった。あんな脚は、まず使えない。相当強い」

 ――それでも叩き2戦目の今回は期待が高まる。

 「良くなっているのは間違いないが、メンバーも強力になるし、58キロも初めて。そういう面も含め、ここでどんな競馬をしてくれるか。楽しみにしている」

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2015年10月29日のニュース