【安田記念】ヴァンセンヌ待望初Ｇ１　福永“人馬の努力に応えたい”

会見で愛馬への手応えを語った鞍上の福永

　【福永に聞く】

　――前走（京王杯ＳＣ２着）を振り返って。

　福永　スローの前残りの流れの中、よく追い込んでくれた。次が楽しみになる内容。一戦ごとに馬がしっかりしてきたのを感じる。６歳だが、まだ成長段階にある。

　――舞台は２戦２勝の東京芝１６００メートルへ。

　スタートが上手ではないので、どうしても前半は（後方へ）置かれてしまう。千六の方が流れに乗りやすいし、千四の前走よりいい位置で競馬ができると思う。持ち時計がないので、パンパンの良馬場はやってみないと分からないが、切れ味のある馬なので、その点に期待している。

　――ようやくＧ１舞台にたどり着いた。

　弱いところがあって出世が遅れたが、こうやってＧ１に有力馬の一頭として出走できるのは凄いこと。馬の頑張りと携わった人々の努力に応えるレースをしたい。