【フローラS】アスカビレン、予定通りの55秒台 中尾師「いい稽古」

[ 2015年4月23日 05:30 ]

坂路単走で追い切られたアスカビレン。輸送を考慮してソフトに仕上げられた

 アスカビレンは初めての関東圏輸送を考慮してソフトに仕上げた。坂路単走でラスト1F12秒4をマーク。鞍上のゴーサインに反応して軽快に駆け上がった。全体時計は4F55秒6で目立たないが上がり重点は予定通り。中尾師も納得の表情をみせた。

 「今週は55秒前後の予定。いい稽古だったね」

 前走・チューリップ賞は後方追走となったが、目を引く末脚で5着。直線一気のスタイルで良さが出た。秋山は「反応が良すぎるので、レースの流れに乗せるとガソリンを使ってしまう。この形がいいみたい」と収穫を挙げた。イレ込み癖があり気性面に課題を残すが着実に成長している。

 「少しずつ落ち着きが出ている。距離はやってみないと分からないし、長距離輸送も初めてだけど、今の時期は距離うんぬんより、能力差が結果に出る。いい走りを見せたい」と秋山は締めくくり、パートナーの剛脚を引き出してオークスの優先出走権獲得を狙う。

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2015年4月23日のニュース