後藤騎手通夜に160人が参列 ファンお別れ会開催へ

[ 2015年3月3日 05:30 ]

後藤浩輝騎手の通夜に参列した武豊

 2月27日に40歳で亡くなった後藤浩輝騎手の通夜が2日、茨城県内の斎場でしめやかに営まれた。蛯名ら美浦所属の多くの騎手に加え、栗東所属の武豊、岩田、福永ら約160人が参列。喪主を務めた麻利絵夫人が「何より人を楽しませることが好きだった。後藤浩輝の笑顔を忘れないでください」と涙ながらにあいさつすると、参列者からすすり泣きが漏れた。また、ファンを含めた「お別れ会」が後日、都内で開かれることになった。

 師匠である伊藤正徳師は「密葬という形ながらこれだけの人が集まってくれたのは、浩輝の人柄とやってきたことが皆さんの心の中に残っていたということでしょう」と話す一方で「丸刈りで入ってきたころから知っているのに、俺より先に逝くなんて」とやり切れない表情も見せた。同師はお別れ会について「楽しいことが好きだった男だからドンチャン騒ぎでやろうということになった。近いうちに詳細をお知らせできると思う」と話した。

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