エアルシアン遅れて来た樫候補

[ 2015年3月3日 05:30 ]

 【先週の新馬戦】阪神芝2000メートルで勝ち上がったエアルシアンが大物候補。好位から楽に抜け出し、牡馬相手に7馬身差の完勝を収めた。道中は若さをのぞかせたが勝負どころから前に迫る脚が抜群。重馬場でメンバー最速タイの上がり3Fは36秒1を要したが、手綱を取った池添は「良馬場ならもっと切れたと思う」と証言した。近親に06年桜花賞2着のアドマイヤキッスがいる血統。遅れてきたオークス候補となるか、次走の走りが注目される。

 中山芝2000メートルはマルターズアポジーが逃げ切りV。07年朝日杯FSを逃げ切ったゴスホークケンの産駒JRA初勝利となった。母マルターズヒートは03年フェアリーSの勝ち馬。こちらも4角で外に膨れるなど若さが目立つが、両親譲りのスピードはかなりのもの。536キロの大型馬で使ってさらに良くなりそうだ。

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2015年3月3日のニュース