【弥生賞】サトノクラウン無傷3連勝だ 福永「乗りやすい馬」

[ 2015年3月3日 05:30 ]

 無傷V2のサトノクラウンが始動する。新馬戦1着で挑んだ東京スポーツ杯2歳Sは残り100メートルで1頭分のスペースを突き抜けてV。新馬→重賞Vのエリート路線に乗った。前走でゲート再審査となり、放牧を挟んだ。再コンビ福永が騎乗した1週前追いの2月26日にゲート再審査も無事合格。

 福永は「ゲートはもともとおとなしい。乗りやすい馬です。何も注文がつかない。血統は短距離だけど、操縦性の高さがあるので」と好素材を称賛する。

 放牧を経て、着実に成長した。1週前追いは古馬を一気に抜き去る上々の動き。橋本助手は「放牧から戻った当初は緩んでいたが、本数を重ねるごとに反応も良くなった。いい仕上がりで出せる。距離も心配してない」と体調に太鼓判。

 英国G1・チヴァリーパークS(芝6F)を制したライトニングパールを姉に持つ良血。初の中山、初の2000メートルをクリアして無傷V3を飾れば、クラシックの頂点も見えてくる。

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2015年3月3日のニュース