【シルクロードS】ベステゲシェンク 初重賞へベストな仕上げ

[ 2015年1月30日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=29日】シルクロードSが重賞初挑戦となるベステゲシェンク。村松が担当の大西助手を訪ねると、「やっと重賞まで来た」と甘いマスクを崩した。素質を評価されていたディープインパクト産駒。マイル中心に使われたが、初6Fの前走で鋭く伸びてV。「やっと」には、期待に結果が追いついた喜びが込められる。

 土曜輸送だが、土曜出走=水曜、日曜出走=木曜追いの通常通り、この日最終追い。Wコース3頭併せで最後方から最内に入り楽々と併入した。「思い描いた通りに来ているよ」と同助手は満足そう。京都遠征は2度目だが、前回は到着後にテンションが上がった。この経験を踏まえ、今回は静かな馬房を指定し、さらにレース当日の朝は引き運動から乗り運動へ替える。「この馬の性格上、より体を使う乗り運動の方がリラックスできる」と説明。その繊細な工夫が、大きな結果へとつながるか。

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2015年1月30日のニュース