【松籟S】トウカイオーロラ オープン入りへ30度目の挑戦

[ 2015年1月30日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=29日】トレセン内はうっすら雪化粧。寺下は冷え切った体を暖めようと、スタンド2階の調教師控室へ。先週日曜京都メーンは8歳ハナノシンノスケ(10番人気)がV。◎指名で味をしめた寺下は、“二匹目のどじょう”探しにも力が入る。気になったのは、松籟S(日曜京都10R)に出走する8歳トウカイオーロラだ。

 昨秋から使いつつ調子を上げ、近2走は4→2着。特に前走はそれまで【0・1・0・10】と苦手な京都での好走だった。管理する田所師を直撃。「京都でもゆったり回って、しまいを生かす形ならこなせる。8歳でもよく頑張っているな」と感心する。

 一戦ごとに馬体が増えているのも好材料。「馬体増は、この馬のいつものパターンなんだ。ハンデ54キロなら面白い」と不敵な笑みを浮かべた。同じトウカイの冠名がついたエール、カムカム、ルナの兄姉はオープン入り。通算30回目の準オープン参戦で弟も決めるか。

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2015年1月30日のニュース