【根岸S】三浦、エアハリファに全幅の信頼「好きなタイプ」

[ 2015年1月30日 05:30 ]

三浦騎手

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、根岸Sでエアハリファに騎乗する三浦騎手を直撃した。

 ――エアハリファの前走(武蔵野S2着)は芝スタートも上々の発馬。

 三浦 スタートは上手な馬。芝スタートはもちろん、今回のダートスタートでも何も心配はいりません。

 ――道中の手応えは?

 終始良かったです。あとはどこで外に出すかを考えながら乗っていました。

 ――追ってから早めに抜け出した。

 長くトップスピードを維持できる馬。逆に瞬発力勝負になるのは嫌だったので後続をひきつけるより行ってしまおうと思いました。

 ――完全に勝つ態勢かと思えました。

 はい。追ってからの反応も良かったし、正直、勝てると思いました。あの位置から差してきた勝ち馬(ワイドバッハ)には驚かされました。

 ――今回もワイドバッハは出走していますが?

 前走に関しても決して力負けだとは思っていません。だから、必要以上に相手を意識せず、自分のリズムを崩さないように乗ってあげるだけです。

 ――1F短縮されて1400メートル。

 マイルでも忙しいと感じるくらいなのでどうか?というのはあるけど、ポテンシャルの高い馬なのでこなしてくれるということだと思います。

 ――能力の高さは感じるのですね?

 ダート馬特有のパワーが勝った感じではなく、フットワークも柔らかくて身体の使い方もしなやか。能力を感じさせる走りをする馬で、自分としても好きなタイプです。

 ――少し間が空いているが中間はノータッチ?

 はい。でも良い状態で帰厩したという話は聞いているし、何よりも東京コースは合う馬。前走時も久々でいきなり走ったし、大丈夫でしょう。

 ――事実、前々走(アハルテケS1着)は東京でベストウォーリア(その後南部杯を勝利)を破っている。

 本当に長く良い脚を使えるタイプ。そういう意味で東京の長い直線はむしろ合っているので今回も当然、期待しています。

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2015年1月30日のニュース