【東京大賞典】ローマンレジェンド奪還へ上昇気配

[ 2014年12月28日 05:30 ]

一昨年の東京大賞典覇者ローマンレジェンド(TCK提供)

 14年ダート競馬の総決算「第60回東京大賞典」が29日、東京・大井競馬場で行われる。同レースは28日、南関東地区などで前売り。レース当日は全国各地の場外やJRA即PATでも発売される。

 3年連続で東京大賞典参戦のローマンレジェンドが王座奪還へ上昇気配だ。一昨年は地方初出走で快勝。12年7戦6勝でG1ホースへと上り詰めた。だが、昨年は発走前にゲート内で暴れ、出遅れて勝ち馬ホッコータルマエから3秒差の6着。後に右後肢骨折が判明。明暗が分かれる年末だった。

 栗東CWコースでの最終追い切り(25日)は併せ馬で迫力満点のフットワーク。格下馬を1馬身追走して1馬身先着。しまい重点でラスト1Fは11秒7。岩田を背に鋭く伸びた。藤原英師も「いいよ。休み明けを叩いて馬が変わっている。稽古の動きが軽くなった」と納得の表情だ。

 今年初戦のエルムSは58キロを背負いながら競り勝ち、前走チャンピオンズCも放牧明けで見せ場たっぷりの小差3着。暮れの頂上決戦にピタリと照準を合わせてきた。「相手は強いけど実績あるコースだし、勝負になると思う」と師。完全復活なるか。

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