【有馬記念】ジェンティルドンナ有終V 最多タイG1・7勝目

[ 2014年12月28日 15:29 ]

<有馬記念>鮮やかな差しきりでラストランを飾ったジェンティルドンナ(4)

 2014年中央競馬のフィナーレを飾る第59回有馬記念(G1)は28日、中山競馬場10R(芝2500メートル・晴良)で行われ、戸崎騎手騎乗の2枠4番ジェンティルドンナ(牝5=石坂厩舎、父ディープインパクト、母ドナブリーニ)が優勝、ラストランを飾った。

 勝ち時計は2分35秒3。牝馬の有馬制覇は08年のダイワスカーレット以来、史上5頭目。ドバイSCを含めG1・7勝は父ディープインパクトに並びJRA史上最多タイ、牝馬ではウオッカに続く快挙となった。

 2着に3枠6番トゥザワールド(牡3=池江厩舎)、3着には7枠14番ゴールドシップ(牡5=須貝厩舎)が入った。

 好ダッシュを見せたヴィルシーナがハナを切り、希望通りの2枠4番から好スタートを切ったジェンティルは3、4番手でレース勧める。2番手追走のエピファネイアが早めの仕掛けで4コーナーを前に先頭に立ったものの、直線に入ってジェンティルが猛追。並んで競り合った後、ゴール前で鮮やかに抜け出した。

 2着以降は大混戦となり、ジェンティルから3/4馬身差でトゥザワールドが2着、そこからハナ差で1番人気のゴールドシップが3着に入り、4着ジャスタウェイ、5着エピファネイアの順となった。

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