【エ女王杯】ディアデラマドレ母の悲願へ 3頭併せラスト11秒8

[ 2014年11月13日 05:30 ]

CWコース3頭併せで追い切るディアデラマドレ(左端)

 ディアデラマドレはCWコース3頭併せで自慢の瞬発力を発揮。道中は後ろで折り合いを確認し直線は最内へ。ラスト1F11秒8ではじけるように伸びて1馬身差をつけた。藤岡康は「しまいの反応を見る程度でしたけど、感触としては先週より今週の方が良かったです。前走より上向いているし、状態には自信を持っていけそうです」と笑みがこぼれた。

 準オープン馬の身で格上挑戦した昨年(9着)について、鞍上は「道悪でしたし、イレ込みが激しかった」と振り返る。「去年より精神面で大人になっているし、マーメイドSではメンコを着けたりして(スタンド前発走でも)こなしてくれた。大丈夫だと思います」と自信を見せた。母ディアデラノビアは06年のエリザベス女王杯を含めG1・3着が3度。母が手にできなかったビッグタイトルを、娘がつかもうとしている。

続きを表示

2014年11月13日のニュース