【天皇賞・秋1週前追い】“山猫”イスラボニータ出色の動き

[ 2014年10月23日 05:30 ]

イスラボニータ(右)はコスモトゥルーラヴ(左手前)らと併せて追い切る

 天皇賞・秋の1週前追い切りが22日、美浦、栗東トレセンで行われた。皐月賞馬イスラボニータ(牡3=栗田博)が出色の動きを披露した。Wコースでシャイニープリンス(富士S出走)の3馬身後方を追走。直線でハミを掛けると、一瞬にして差を詰める。関節の柔らかさを生かして山猫のように前肢を水平に伸ばす独特な走法。馬なりのまま半馬身差まで詰め寄った。

 栗田博師は「いつも通り機敏に反応してくれた。追い切り前には坂路を1本上がったし、これだけ負荷をかけておけば十分。セントライト記念(1着)を使って凄く落ち着きが出てきた」と満足そうな表情を浮かべる。「実績のある距離とはいえ、初めての古馬挑戦。胸を借りるつもりで臨みたい」と続けた同師。次週の最終追い切りでは初コンビのルメールが手綱を取ることになっている。

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2014年10月23日のニュース