【天皇賞・秋1週前追い】ジェンティル女王再起へ、3馬身半先着

[ 2014年10月23日 05:30 ]

好調教を見せたジェンティルドンナ

 昨年2着のジェンティルドンナ(牝5=石坂)は、美浦から駆けつけた戸崎を背に、坂路でサンライズネオ(4歳1000万)と併せ馬。鞍上が反応を確かめるように上がり重点に4F52秒6~12秒7をはじき出した。3馬身追走から余力十分に3馬身半先着するなど、時計のかかる重たい馬場の中をパワフルなフットワークで駆け上がった。

 戸崎は「先週(坂路4F51秒5)よりもハミを取っていく感じがあって気持ちが乗ってきましたね。調教は前半は飛ばさず、しまいに負荷を掛ける感じで。休養明けでも雰囲気も良く、スイッチが入る感触がありました」と好感触。

 昨年は史上初のJC連覇を飾り、今春はドバイシーマクラシックを制すなど能力は抜けた存在だ。前走の宝塚記念(9着)は案外な結果に終わったが、決して力の衰えではない。女王再起へ向けた大事な秋初戦。視界は限りなく明るい。

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2014年10月23日のニュース