【凱旋門賞】ベガ、ブエナ、マルセ…“牝馬のマツパク”集大成も

[ 2014年10月6日 05:30 ]

 ハープスターを管理する松田博師は「牝馬のマツパク」と言われるほど、牝馬の活躍馬を輩出している。一見、豪快なイメージを抱く師だが、その中身は全く逆で気遣いの人。G1で有力馬を出走させる時は多くの取材陣が厩舎の前で師を囲む。その時、必ず記者をねぎらって缶コーヒーを手渡してくれるのだが、どんな時でもその数はぴったり。取材に応じながら、人数をしっかり数えているのだ。

 この辺りの細やかな心遣いと優しさが“牝馬心”を刺激するのだろうか?ハープスターだけでなくベガ、ブエナビスタ、レーヴディソール、マルセリーナといった牝馬G1馬を出している点について「牝馬は精神力が違う。男は強がってばかりいるがいざという時の根性がない。だからわしは女には逆らわないんだ。牝馬をリスペクトする気持ちを常々持っている」と明かしている。

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2014年10月6日のニュース