【浜名湖・グラチャン】守田、上々スタート 初日3人抜き3着

[ 2014年6月25日 05:30 ]

地元勢も顔負けの水面相性を誇っている守田俊介

 水面巧者が躍動!浜名湖ボートのSG「第24回グランドチャンピオン」は24日に開幕した。当地通算8Vの守田俊介(38=滋賀)が初日10Rで3人抜きを披露。8連続優出中の得意舞台で好調エンジンを獲得し、水を得た魚のように生き生きとした動きを見せている。2日目も好走を期待できそうだ。なお、初日メーンの12Rドリーム戦は1号艇の松井繁(44=大阪)が逃げ切り勝ちを収めた。

 菊地のオールスター制覇により繰り上がりで出場した守田が、上々のスタートを切った。4号艇で臨んだ初日10R。1Mでは差しが入らずに最後方に置かれてしまったが、道中で追い上げて3着に入線。「まだ宣言はできないが出足は良さそう。乗り味も良いしエンジンにパワーがあるような感じがする」と2節前の優勝機に好感触を示した。

 滋賀支部の所属ながら、浜名湖水面は過去8Vと大得意。当地では09年6月の一般戦から8節連続で優出を果たしている。「全て一般戦の話」と謙遜したが、かつて出場した当地SGでも2回共に予選突破。昨年の年間最多勝利を決定づけたのも浜名湖だった。とにかく地元勢も顔負けの水面相性を誇っているのだ。

 2節前にFを切ったばかりだが、それも心配無用。「Fが1本あることで自分にブレーキがかかるから、ちょうど良い。10Rも勘通りだった」と、むしろ自慢のスタート力に磨きが掛かった様子。2日目12Rでも積極果敢なレース運びを見せてくれるだろう。

 初日ただ1人の連勝を飾ったのは丸岡。内枠を存分に生かした形だが、舟足もバランスが取れて良い。同期の湯川も気配では引けを取らない。強力な伸びを武器に外枠2走で1、3着。このタイトル3Vのグラチャン男は今年も健在だ。同一SG3連覇を狙う太田も伸び中心にまずまず。初日7Rは1Mでキャビって6着に終わったが、巻き返しは可能だろう。ドリーム戦メンバーでは、菊地と中島の動きが光った。

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2014年6月25日のニュース