【宝塚記念】デニムアンドルビー パーフェクト連対の阪神で巻き返す

[ 2014年6月25日 05:30 ]

坂路で調整するデニムアンドルビー

 デニムアンドルビーの気配がいい。3月ドバイ遠征後初戦となった前走・ヴィクトリアマイルは上がり33秒2の末脚で追い込み7着。「前走は気持ちが切り替わっていなかった」と高田助手は説明。それでも、帰厩後10日でこのパフォーマンスは地力の高さの表れだ。「マイルより2200メートルの方が適性が高い」と話す適距離、【2・1・0・0】とパーフェクト連対を誇る阪神コースでの巻き返しに燃える。

 昨年ジャパンCはジェンティルドンナに鼻差まで迫る2着。「追い切るごとに良化して、昨秋に近い状態に戻ってきている。カイバを食べるようになって体がしっかりしてきたし、精神面で成長して風格も出てきた」と心身ともに上積みを強調した。近走はスタートから二の脚が使えるようになった。「有力馬を見ながら中団で脚をタメるのが理想」とレースを展望。初のG1タイトルを視界に入れた。

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2014年6月25日のニュース