大井ナイターを彩る炎と水の芸術

[ 2014年3月14日 05:30 ]

30日に開幕する14年TCKトゥインクルの新イルミネーション(イメージ 提供・TCK)

 【地方競馬です!!】12日のTCK定例会見では競走、広報、売り上げ向上など各分野で例年以上に注目の施策が発表された。

 南関東4競馬場のネット投票「SPAT4」(会員約40万人)では、14年度内に3重勝馬券を導入するが、まず大井は馬単の3重勝を表明した。IPAT会員約300万人のJRA「WIN5」(5重勝単勝式)の最近の売り上げは、キャリーオーバーなしの2月23日(フェブラリーS)、3月2日(中山記念)がともに6億円台。2億円的中が出て、キャリーオーバーも2億円以上発生した翌週9日は11億円超の売り上げを記録した。

 会員数の違い、新たに最低50円から購入可能としたこともあり、3重勝馬券導入後の売り上げは読めないが「賭式を増やし、売り上げを分散してしまうのもどうか?決定ではないが現状ではトリプル馬単と、的中しやすい3重勝単勝式の併設がいいのかなと思っている」と斉藤弘競馬事務局長はいう。売り上げや反響次第で、将来的には“10円馬券登場”の可能性もある。

 競走面では昨秋初めて行われた日韓交流競走を、今年も同時期に実施。大井開催は南関他場所属馬、韓国開催は香港など他国所属馬の参戦も検討されている。また、30日から点灯される新イルミネーションは光以外にも水や炎を使用。東京トゥインクルの楽しみがさらに加速する。 (池田 裕文)

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2014年3月14日のニュース