【アーリントンC】“強め”で鍛えたエイシンブルズアイ

[ 2014年2月26日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=25日】アーリントンCに出走するエイシンブルズアイは、前走の白梅賞を逃げて上がり3F33秒8の末脚で他馬を寄せ付けない圧巻の走り。「正しい姿勢で走らせて、いい筋肉を付ける」。野中師が厩舎開業からこだわる方針で左右の柔軟性を強固にするなど基礎体力を磨いてきた。その努力が結実して素質を開花させた。指揮官は成長ぶりに目を細める。

 「間隔を空けて肉付きも良くなってきた。自在性があって展開に左右されないのが強みだね」

 確かな手応えは日々の調教過程にある。デビューから“強め”のメニューが中心。もともとトレーニングセール出身で体つき、動きは出来上がっていた。「良さを生かすためにトモの推進力を促すような基礎を欠かさないことが大事。落ち着きがあって気配はいい。あとひと追いで十分」。ミッキーアイルの勢いを止められるのはブルズアイかもしれない。細原は期待せずにはいられなかった。

続きを表示

2014年2月26日のニュース