【万葉S】12歳馬トウカイトリック4着 最高齢V更新ならず

[ 2014年1月7日 05:30 ]

 12歳馬トウカイトリックは、このレース5年連続7度目の出走。08、10年に次ぐ3度目のVを目指したが、インでジリジリと脚を伸ばしての4着が精いっぱいだった。「他馬とのハンデ差と硬い馬場に泣いた。持久力勝負の展開にならなかった」と初コンビの福永は残念そう。57キロはハンデトップタイ。先着した3頭が53、50、50キロではベテラン馬を責められない。

 「負けるとしたら、この展開だろうと思っていた」と野中師。直線での切れ味勝負になって、軽ハンデ馬にやられた点を敗因に挙げた。「今後の選択肢は2つ。阪神大賞典(3月23日)から春の天皇賞か、ダイヤモンドS(2月22日、東京)のどちらか」。勝てば、その瞬間にJRA最高齢馬Vの新記録。トウカイトリックのマラソン人生は、まだまだ続く。

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2014年1月7日のニュース