【ジャニュアリーS】スノードラゴン快勝!7勝中6勝が12~2月

[ 2014年1月7日 05:30 ]

スノードラゴン(左)が一気に差し切る

 中山メーン、11RのジャニュアリーSは2番人気スノードラゴンが直線で鋭く伸びて快勝。得意の中山で昨年京葉Sに続くオープン2勝目を挙げ、重賞戦線に名乗りを上げた。

【レース結果】

 芦毛の馬体が冬に躍動した。スノードラゴンは4角9番手で直線を向くと、自慢の末脚がさく裂。先に抜け出したスイートジュエリー(3着)などライバルを外からまとめてかわし去った。これで通算7勝のうち6勝が12~2月で、5勝が中山。「冬の中山」は最も力を発揮できる舞台だ。登録段階では除外対象だったが、上位馬の回避で繰り上がっての出走。高木師が「ツキがあるね」と笑えば、大野も「来週の京都(大和S)なら届いたかどうか」と、してやったりの表情だ。

 大野の好騎乗も光った。初めて手綱を取った前走・カペラSも7番人気2着と好走に導いたが、「序盤で少し(ハミを)かんでいたので、今回はオンとオフをはっきりさせて競馬をしようと思った」と課題を修正。スタートを決めながら序盤は折り合い重視で中団に控え、しまいの切れを引き出した。

 次走は根岸S(2月2日、東京)を視野に調整される。東京ダート1400メートルは【2201】と中山ダート1200メートルに次いで好成績を残している条件。何より寒さが厳しい2月というのがいい。大野も「落ち着きが出てきたし、こういう競馬が合っている。距離は問題ないと思う」と手応えを示した。新春のツキをきっちり生かした冬将軍。次なる目標は重賞初Vだ。

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2014年1月7日のニュース