【阪神JF】クリスマス持ったまま先着“逃げてもいい”

[ 2013年12月5日 05:30 ]

 栗東滞在中の関東馬クリスマスが絶好の気配だ。先輩ゴットフリート(3歳オープン)に胸を借りての併せ馬。CWコースで2馬身追走。直線は内に入り、手綱を抑えたままで力強く1馬身先着。美浦から駆けつけた斎藤師は「先週ゴットが行きすぎて併せ馬の形にならなかったので、時計よりも形態重視。先着させる形でいい併せ馬ができた。これで馬も気分良く競馬に行ける」と笑顔がこぼれた。

 夏の函館で新馬→函館2歳Sを連勝。前走・アルテミスS(7着)はあくまでも本番を見据えて使った。師は「東京マイルは向かないのは分かっていたが、前哨戦としては最善と判断。ファンタジーS(京都)では長距離輸送の負担があるから。栗東入り後は(函館2歳S優勝時と同じ)426キロを維持。前走が重かっただけで、この体でOK。気持ち良く走れるのなら、逃げてもいい」と自慢のスピードに託していた。

続きを表示

2013年12月5日のニュース