【阪神ＪＦ】レーヴデトワール上昇ムード！福永「切れる馬」

福永を背に併走馬に先着したレーヴデトワール

　レーヴデトワールは新コンビ福永を背にＣＷコースで３頭併せ。道中はレッドフォース（２歳新馬）、スカイライン（同）を２馬身追走。直線は最内に進路を取り、手綱を抑えたままで２頭に半馬身先着。中１週でも、弾むような脚さばきで上昇をアピールした。

　福永は「凄くおとなしい馬で乗り手に従順。乗りやすかったし、切れる馬ですね。ゴーサインを出してすぐスピードに乗るというより、長く脚を使う感じ。阪神外回りも合いそう」と称賛の嵐。半姉レーヴディソールで１０年阪神ＪＦ優勝の縁もある鞍上は「しっかりした馬体の持ち主。この兄姉はみんなそうですね。いい馬の騎乗依頼をいただいた」と笑顔で続けた。

　前走・白菊賞は４コーナー１３番手からごぼう抜きで大外一気。僚馬ハープスターの新潟２歳Ｓに負けない衝撃度だった。松田博師は「ハープスターを負かすならこの馬じゃないか？」とまんざらでもない口ぶり。松田博厩舎２頭のワンツーも夢物語ではない。