【ニエル賞】豊キズナ好感触“85点くらい”併せ馬1馬身先着

[ 2013年9月13日 06:00 ]

武豊を背に軽快に走るキズナ(右)

 「ニエル賞」(15日、ロンシャン競馬場)から凱旋門賞に挑むキズナ(牡3=佐々木晶)も落ち着き払ったフットワークで仏遠征初戦へ臨戦態勢を整えた。

 ニエル賞をステップに凱旋門賞を目指すキズナは武豊を背にエーグル調教場の直線芝コースで藤岡佑騎乗のステラウインド(牡4=尾関)と6Fの併せ馬を行った。

 ステラの5馬身後方からスタート。ラスト1Fで並びかけると、最後は1馬身先着した。武豊は「栗東の最終追い切り以来、少し久しぶりでしたが、こちらで調教を見て順調と感じました。若干重い感じはありますが、状態は悪くないと思います。息の入りは栗東の時より良いと感じました。凱旋門賞に大きな希望を持って臨めるレースにしたい」と好感触。

 佐々木師は「豊がトライアルらしい85点くらいの追い切り、と言っていたので予定通りだと思います。ステラにも馬のことをよく分かっている藤岡騎手が乗っていたので、うまくいって良かったと思います」と目を細めた。

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2013年9月13日のニュース