【セントライト記念】菊を狙う“キズナ”バンデ サラッと12秒7

[ 2013年9月13日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=12日】セントライト記念に出走するバンデ。前走、函館で泥んこ馬場だったとはいえ、2着に2秒8差の大差勝ち。激走する姿に心を奪われた細原は担当する柿崎助手のもとを訪れた。

 「坂路で上がり13秒を切るのが精いっぱいだったのが、きょうは4F53秒9でラストはサラッと12秒7。やっぱり叩いた効果は大きいね」

 父は07年イギリスのダービー馬オーソライズド。産駒は中、長距離で活躍しタフな馬場を苦にしないスタミナ血統。大目標の菊花賞に駒を進められれば面白い存在になる。

 「春はトモがプラプラしていたが、しっかりしてきた。函館から帰って中2週になるがダメージはないよ」

 3歳牡馬キズナは凱旋門賞に挑戦するダービー馬だけじゃない。バンデも独語で「キズナ」を意味する。「“本家”に負けない走りを見せたいですね」と柿崎助手は冗談交じりに締めくくった。

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2013年9月13日のニュース