オルフェーヴル 52秒8!池江師納得「昨年よりも明らかにいい」

[ 2013年8月22日 06:00 ]

オルフェーヴル(左)は併せ馬で軽々先着

 昨年の凱旋門賞2着馬オルフェーヴルも国内最終追い。坂路で帯同馬ブラーニーストーン(6歳1600万)を5馬身追走。動いたのはラスト1F手前から。スッと馬体を併せ、軽く手綱をしごいただけで2馬身突き放した。池江師は「時計(4F52秒8)は指示通り。動きは思ったより良かった。昨年よりも明らかにいい」と納得の表情を浮かべた。

 今年も昨年同様、フォワ賞を使って本番へ。「フォワ賞はボルトの予選みたいなもの。全力疾走はしない。決勝は先にあるからね」。指揮官はモスクワ世界陸上で短距離3冠を達成したアスリートを持ち出して見通しを語った。

 昨年は先頭に立ちながらゴール寸前で内ラチに切れ込み、“金メダル”を獲りこぼした。「課題が見つかった。真っすぐ走らせるために、広い場所での調教も取り入れていきたい」と師。今年は決める。ボルト流で金を手にする。

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2013年8月22日のニュース