【新潟２歳Ｓ】アポロスターズ末脚上々！先輩レコルトの道歩む

ウッドコースを軽快に駆けるアポロスターズ

　新潟２歳Ｓ（２５日）の追い切りが２１日、美浦、栗東トレセンで行われた。反撃ムードが漂うのがダリア賞で４着に敗れたアポロスターズ。

　最終追いは新コンビを組む大野が騎乗しＷコースでオーペドアンジョ（３歳未勝利）と併せ馬。直線でいっぱいに追われた僚馬を瞬時に抜き去り、１Ｆ１２秒９で５馬身ちぎった。

　「しまいだけ反応を確かめる感じだったが、よく伸びた。コントロールも利くし、この感じなら距離も問題ない。どんな競馬でもできそう」。手綱から得た好感触に鞍上の顔がほころぶ。堀井師も「いい感じ。暑さにも動じず、ここまで順調にきた」とうなずいた。

　堀井厩舎と新潟２歳Ｓといえば、同じローテーションで優勝したマイネルレコルト（０４年）が思い浮かぶ。師は「もう９年前か」と振り返り、「スターズはレコルトより素直」と評した。レコルトは朝日杯ＦＳも制して２歳王者となった。先輩が歩んだ道をスターズも突き進む。