【エルムS】ブライトライン 掛かっても破格の5F64秒4

[ 2013年8月22日 06:00 ]

 函館土曜メーンのダートG3エルムS(24日)追い切りが21日行われ、鮫島厩舎のブライトライン(牡4)がスタンバイした。

 エルムSで3連勝に挑むブライトラインは函館Wコースでコマノガレオス(4歳500万)を3馬身追走。序盤からかなり行きたがってペースアップ。早めに抜かないよう大外を回して直線に向いたが、最後は脚が上がり、内を回した僚馬に2馬身の遅れ。ラスト1Fは13秒9と平凡だったが、全体時計は5F64秒4と破格だった。これが初騎乗の福永は苦笑いを浮かべた。

 「引っ掛かるとは聞いていたが…引っ掛かったね。ただ、どんな馬か分かったのは良かった。全体はいい時計が出て、いい状態でいけると思う」

 ダートに転じて3、1、1着。今回と同条件の前走・マリーンSは早め先頭から4馬身差の圧勝だった。鮫島師は「まだ底を見せていない楽しみがある。先につながる競馬を期待したい」と手応え十分。秋の大舞台に立つためにも、ここは落とせない一戦だ。

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2013年8月22日のニュース