【ひまわり賞】星と名を継ぐテイエムチュラッコ

[ 2013年8月22日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=21日】九州産限定のひまわり賞(24日、小倉9R)の登録馬を見て寺下は驚いた。テイエム勢7頭VSカシノ勢6頭と2大勢力が独占。同じ勝負服がそろい、これは“実況泣かせ”のレースだ。そんな中、アナウンサー救済!?に打って出たのがテイエムチュラッコ陣営だ。

 「実況しやすいように厩舎のメンコ(覆面)を着ける」。六反田(ろくたんだ)助手が見せてくれた。鮮やかな黄色地に緑のラインが1本。その上に柴田光厩舎を表す“光”の漢字を刻印。これは分かりやすい。

 デビュー戦は10番人気の低評価を覆してV。「稽古も目立たなかったし当日も走る気を見せなかったが、レースで変わってくれた」。母テイエムチュラサンは04年のこのレースの覇者で、05年アイビスSD優勝。最終追い切りは坂路で4F57秒8と軽めだったが「時計は予定通り。叩いた上積みはある」。母に続く九州産の星となるか。

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2013年8月22日のニュース