【ヴィクトリアM】G1馬ジョワドヴィーヴル 復活見えた天才少女

[ 2013年5月9日 06:00 ]

CWコースで軽快な動きを見せるジョワドヴィーヴル

 デビュー2戦目で阪神JFを制した天才少女に復活の兆しが見えた。ジョワドヴィーヴルはCWコース単走。序盤は全く無理せず、ゆっくりと加速。ゴーサインが出たのは残り200メートルを切ってから。グイッと加速して、6F86秒4~11秒9をマークした。松田博師は青写真通りの動きにうなずいた。「先週は前半から時計が速くなってしまったが、今回はしっかり伸びた。良くなってきているぞ」

 1日の1週前追いでは序盤から行きたがり、ラスト13秒5と脚色が鈍った。今回は一見して余裕十分のフィニッシュ。「先週が、いいガス抜きになったのでは。落ち着きも出ている」。指揮官は精神面にも合格点を与えた。「以前は子鹿みたいな走り方だったが、ようやく馬らしくなってきた。(中距離を続けて使っているので)マイルへの対応が鍵だが、能力はあるから」。進化した大人の走りで阪神JF以来のタイトルを目指す。

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2013年5月9日のニュース