【香港・QE2C】エイシンフラッシュ 最後方から追い込むも3着

[ 2013年4月29日 06:00 ]

香港G1でミリタリーアタック(左)の3着に敗れたエイシンフラッシュ(中央)

 香港G1・クイーンエリザベス2世C(G1、14頭)が28日、シャティン競馬場で行われ、日本から遠征したエイシンフラッシュ(牡6=藤原英)はゴール前、鋭く脚を伸ばしたが3着に敗れた。優勝は地元香港のミリタリーアタック(セン5)だった。

 外の13番枠からスタートしたエイシンフラッシュ。道中は最後方、末脚に懸ける戦法を取った。4コーナーでは外を回さず、馬群へ。残り200メートルを切ってから、インをグイグイと伸びたが、カリフォルニアメモリーをわずかにかわせず3着に終わった。

 M・デムーロは「外枠だったので、あの位置取りは仕方ない。ペースもスロー。他のレースを見て、インが空く傾向があったので狙ったが、窮屈になって、うまく抜け出せなかった」と悔しそう。

 藤原英師は「結果的に外枠が響いた。それでも最後方から、よく伸びてくれた。しっかりこじ開けたし、この馬の力は見せることができたと思う。残念だが悔しくはない。またステップアップして、この敗戦を違う機会に生かしたい」と前向きに語った。次走は未定。帰国して、馬の様子を見て決める。

 ◇クイーンエリザベス2世C(G1、芝2000メートル、14頭)(1)ミリタリーアタック(ベリー)2分02秒15(2)カリフォルニアメモリー(3)エイシンフラッシュ

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