【京都金杯】重賞初Vへ ダノンシャークしなやか

[ 2013年1月3日 06:00 ]

 スポニチ賞京都金杯の追い切りが2日、栗東トレセンで行われた。重賞初制覇を目指すダノンシャークは坂路で4F56秒2~1F13秒3をマーク。重い馬場でも脚取り乱れず、しなやかなフットワークで駆け上がった。しまい重点で終始、手応えたっぷり。併走パートナーのチュウワストライク(4歳500万)と馬体を並べてゴールへと飛び込んだ。

 大久保龍師は納得の表情だ。「馬場が重いようだが、予定通りの時計。いっぱいでなく、このタイムならいいだろう」。出走馬の多くは年末、または、3日に最終追い切りを行う中、全休日明けに追い切った理由を指揮官は「この馬場なら大丈夫と判断した。あす(3日)は馬場が硬くなるかもしれないから」。予定に縛られず、馬場の状態を見て追い切りに踏み切った。陣営の柔軟な行動が、重賞Vを引き寄せる予感がする。

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2013年1月3日のニュース