【シンザン記念】タマモベストプレイ 克巳師に新年Vを

[ 2013年1月3日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=2日】シンザン記念・タマモベストプレイの取材を兼ね、坂田は南井師にあいさつ。堅実に活躍馬を送り出す母ホットプレイの話になった。産駒は合計23勝。これぞ名繁殖牝馬だ。「1歳になる子(牝、父キンシャサノキセキ)が最後の産駒だが、本当に頭が下がる。子がしっかり勝ってくれる」と感慨深げ。勝ち星は全て南井厩舎所属のフジキセキ産駒が挙げたもの。師の本音だろう。

 もちろん、この血統が確実に走ることは、ファンも承知。タマモベストプレイはデビュー戦で単勝1・6倍の圧倒的1番人気に支持され勝ち切った。続く秋明菊賞も楽に制した。「兄姉と比較しても、体が柔らかいしバネがある」。師は素質の高さを絶賛する。

 ふと、南井師の名前(克巳)には「巳」の字があることに気付いた。調べたら、やはり師は年男。ゆかりの血統が還暦トレーナーに、新年のVをプレセントするか。

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2013年1月3日のニュース