【函館記念】トランスワープが圧勝!重賞初挑戦初勝利

[ 2012年7月15日 16:06 ]

 サマー2000シリーズ第2戦、第48回函館記念(G3、芝2000メートル・晴良16頭)は15日、函館競馬場11Rで行われ、大野騎手騎乗の4番人気、トランスワープ(セン7=萩原厩舎、父ファルブラヴ、母ボンヌシャンス)が、2着に1馬身1/4差をつけ圧勝した。勝ち時計2分00秒4。

 レースは最軽量48キロのセイカアレグロが逃げ、2番手にメイショウクオリア、3番手にミッキーパンプキン、4番手にキングトップガンがつける。1番人気のトウカイパラダイスは中団馬群の中、マイネルスターリーは後方4、5番手を追走する。4角からマイネルスターリーがまくり気味に上がると、つれてトウカイパラダイスもポジションを押し上げていき、直線では内で粘るミッキーパンプキン、外を走るマイネルスターリーとトウカイパラダイスの2頭が差し脚を見せるが、残り100メートルから内で脚を溜めていたトランスワープが一気に突き抜け、最後は1馬身1/4差をつけ勝利した。

 2着にはイケトップガン、さらにハナ差の3着にはミッキーパンプキンが入った。トウカイパラダイスは4着に敗れた。

 トランスワープは重賞初挑戦で初勝利。鞍上の大野騎手は2011年中日新聞杯以来2度目の重賞勝利となった。

 ◇トランスワープ 7歳せん馬、父ファルブラヴ、母ボンヌシャンス。北海道安平町のノーザンファーム生産、馬主はキャロットファーム。戦績は19戦6勝、重賞初勝利。獲得賞金は1億2386万9千円。

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2012年7月15日のニュース