【クイーンC】またディープ産駒!“大魔神”ヴィルシーナ重賞初制覇

[ 2012年2月11日 15:57 ]

 11日の東京11R「第47回デイリー杯クイーンカップ」(G3・芝1600メートル・牝馬限定・良16頭)は、岩田康誠騎手騎乗の2番人気、ヴィルシーナ(牝3=栗東・友道厩舎、父ディープインパクト、母ハルーワスウィート)が、好位から抜け出し優勝した。勝ち時計は1分36秒3。岩田騎手、友道調教師ともに本走初勝利。ヴィルシーナの馬主は元プロ野球選手“大魔神”佐々木主浩氏。

 ほぼ揃ったスタートからアラフネがハナを奪うと、ヴィルシーナ、エミーズパラダイス、ターフデライト、ヘレナモルフォらが続く。イチオクノホシ、オメガハートランドは中団からレースを進めた。

 直線に入り、逃げるアラフネを2番手から追走したヴィルシーナが捉え先頭に立つ。イチオクノホシ、エクセラントカーヴ、大外からミッドサマーフェアらも先頭を追うも、ヴィルシーナがはやめ先頭から押し切って、重賞初制覇を果たした。同じディープインパクト産駒のジョワドヴィーヴル、ジェンティルドンナとの桜花賞での対決が楽しみとなる一戦となった。

 1馬身1/4差の2着にイチオクノホシ、そこから1馬身1/4差の3着にエクセラントカーヴが入った。

 ◇ヴィルシーナ 3歳牝馬、父ディープインパクト、母ハルーワスウィート。北海道安平町のノーザンファーム生産、馬主は佐々木主浩氏。戦績は4戦3勝、重賞は初勝利。獲得賞金は5439万9千円。

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2012年2月11日のニュース